2010年3月4日木曜日

桐生での炭撒きに参加しました。

 2月21日(日)に「日本の森を元気にする仲間たちの炭撒きin群馬県」ということで、群馬県桐生市の吾妻山でモンゴリナラの炭撒きを行いました。酸性雨などの影響により酸性化した土壌を炭で中和して、モンゴリナラを元気にしようというものです。今回のイベントは当協会の顧問でいらっしゃる宮下正次先生の呼びかけに応じて、森びとプロジェクト委員会、森林(やま)の会、日本熊森協会群馬県支部が中心となって企画されたものです。当日は200人近いボランティアが集まりました。くまもりからは群馬県支部、栃木県支部、関東支部(9名)とともに本部からも3名が参加しました。雨天決行というプレッシャーがありましたが、当日は春のような暖かな天候に恵まれて、気持ちよく汗を流すことができました。


 開会式の様子です。大勢の方が来ていました。くまもりの幟は目立ちますね!

 炭を撒く前にモンゴリナラの紙芝居を上演してくださいました。とてもわかりやすくて、スピーカーと宮下先生の息もピッタリ!子供たちも大喜びです。

 炭は枝ぶりに合わせて幹の周囲に10×10センチの穴を掘ります。そしてそこに袋から直接炭を撒いていきますが、袋が重いので大変です。写真は撒かれたあとです。この後に掘った土をかぶせて終了です。


 平らな場所もありましたが、熊森のメンバーが担当したのは急斜面でした。ここまで炭を運ぶのも重くて大変だし、足場が悪いので穴を掘るのもひと苦労です!でもみなさん疲れを忘れて作業していました。すばらしい!
 
 くまもりメンバーの集合写真です。本部も合わせて30人ほど、みなさんお疲れさまでした。うず高く積まれた炭は地元のものを使っているそうで、多くは寄付によるものでした。それを聞くだけでもやりがいがありますね!ほかにも下草刈りをしてくれていたり大量のシャベルを用意してくれたりと、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
この日の模様は主催者側のブログにも載っていますので、こちらもご覧ください。
「森びとプロジェクト委員会」 http://blog.moribito.info/2010/02/post-cc9d.html

モンゴリナラは「早寝早起き」と言われ、早く花が咲いて実をつけて散るのも早いそうです。春には早くも元気な姿が見られるかもしれないそうです!楽しみですね。