青森市長島の青森県庁で18日夕、鼻やのどを刺すような強烈な刺激臭が建物内に充満した。県が調べたところ、唐辛子成分の入ったクマよけスプレーと分かり、庁舎内は一時騒然となった。
県によると、燃えないごみとして庁舎内に捨てられていたスプレー缶2本が発生源だった。処分のため業者が中庭で缶に穴を開けたところ、中身が噴き出して建物内に流れ込んだらしい。
同市内は氷点下4.4度の厳しい寒さだったが、換気のため庁舎の窓が開け放たれた。マスクをしても激しくせき込む職員も多く、ある職員は「痛いわ寒いわで、クマの気持ちがわかった」と涙顔。【毎日新聞 酒造唯】
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