ここには愛知万博の会場だった場所とここにしかないといわれる大陸性のモンゴリナラが分布しています。1億年前に日本列島が海に沈んだとき、この地だけが海の上にあったので生き残ったと宮下先生はおっしゃっていました。
写真左がモンゴリナラ、右の木がコナラです。
下の木はもう元気がなくて梢の先まで栄養を届けられないため、幹の下のほうから枝がはえてきてしまっています。これを胴吹きといいます。木がもう生きられないよと言っているサインです。
これはモンゴリナラのどんぐりです!お椀の部分がデコボコしているのと、先っちょがくぼんでいるのが特徴です。
このように木が枯れてしまっているのは、酸性雨の影響だと宮下先生のグループでは考えています。そこで木の周りの土壌に炭を撒いて中和させ、木を元気にしてあげようというのです。枯死の原因は諸説ありますが、この活動で成果が出ればナラ枯れを防ぐための大きな武器になりそうです。
炭撒き本番は2月21日(日)、桐生駅10:00集合です。みなさまぜひご参加ください!詳細は追って連絡いたします。
この活動はNPO法人森びとプロジェクト委員会、森林(やま)の会と協力して、くまもりでは群馬支部が中心となって行っています。
炭の力については宮下正次先生の「炭は地球を救う」、「炭はいのちも救う」(リベルタ出版)に詳しいです。後者のほうがお勧めだそうです。下記を参考にしてください。