2010年2月5日金曜日

奥多摩で間伐をしてきました。

 1月30日(土)、JR青梅線鳩ノ巣駅から徒歩5分ほどの山で、間伐・枝打ちなどをしてきました。今日のフィールドに案内してくれたのは、NPO法人森の蘇りのメンバーで、昨年のシンポジウムの実行委員会でもご協力くださった方です。山主さんは通称「梅さん」という方で、鳩ノ巣周辺だけでなく奥多摩全域に顔がきくようなすごい方だそうです。とても気さくで楽しく話を聞かせていただきました。

 間伐のためにのこぎりで切れ目を入れているところです。やはり奥多摩の山は急斜面で、足場の確保が大変です。晴れていて暖かく、雪は全くありませんね。

 この日は「MONKEYMAGIC」というカンボジアを支援している大学生のサークルのメンバーも4人参加していました。彼らはみんな昨年のシンポジウムに参加してくれて熊森の小冊子も読んでくれていました!とてもうれしいですね。こちらのブログにもこの日のことが書いてありますので見てみてください。
http://ameblo.jp/monkeymagic0501/theme-10012890196.html

 1時間ほど体験をしたあとで、梅さんのお祭りに参加させていただいて地元の方々と交流させていただきました。外では甘酒や焼酎、焼き芋、煮物などをごちそうになり、その後はお宅でおでんや煮物、うどんなど、とにかくたくさんごちそうになってしまいました。ありがとうございました。そのお宅には一度ツキノワグマが出たそうですが、梅さんがかけた電話の音に驚いて逃げてしまったので梅さんは会えなかったと残念がっていました。

 江戸時代から伝わるのぼりをかけている梅さんです。 フットワークが軽く、不安定なはしごもひょいひょい登っていきます。
 これからも何度も何度も訪れて、少しずつ熊森のことを理解していただいて関東支部のフィールドとして利用できるようにしたいと思います。ノコギリや鉈による間伐はいつでもできますので、またみなさんにご案内いたします。