2010年8月22日日曜日

きらめ樹リーダー養成講座に参加してきました!

 報告が遅くなりましたが、7月24・25日で「きらめ樹リーダー養成講座」に参加してきました。現地(静岡県富士宮市)では1日目の午前中に代表の大西さんの講義があり、午後にきらめ樹(皮むき間伐)の実践、2日目の午前はまた講義があって午後はきらめ樹後の自然が戻りつつある森を見に行きました。今回はカメラを忘れずに持って行きましたが、1日目はなんと現場に持っていくのを忘れてしまいましたので(ドジですみません)、2日目の午後の、よみがえりつつある森を紹介いたします。(写真をクリックすると拡大できます)



 昔の人は勤勉でした。一直線に檜が並んでいます。1坪(大人が両手を広げたくらい)に1本植えていたそうです。ここは斜めから光が入るので下草が生えています。こういう林を見ると皮をむいて元気な森にしたくなります。


 まだ生えたばかりのケヤキです(足元)。いつかは周りを見下ろす巨木になってほしいですね。


 大人の男性の2倍近くに成長したタブの木です。光が入ったおかげで自然に生えてきました。元気に育ってほしいですね。


こちらはずいぶん成長したアカガシです。多様な広葉樹が自然に生えてきています。早く動物たちの食べられる実をつけておくれ。


 空間に余裕のできた檜は、元気を取り戻して大きく枝を張り、梢の少し下からも枝が生えてきています。


 上のほうの草がうさぎに食べられています。姿は見えませんが少しずつ動物(鹿なども)が戻ってきているそうです。


 なんと水を貯めるためのバスタブにふくろうが!!静かに目を閉じて寝ていました。そっと撮ったために小さく見えますが、かなり大きな成鳥でした。



 こちらは自然に立ち枯れした木です。わかりにくいかもしれませんが、梢のほうから徐々に朽ちてきます。いきなり倒れることはめったにありません。皮むきした木も台風以外ではほとんど倒れないそうです。

 森の蘇りのリーダー養成講座はすべての講義がすばらしく、関係するスタッフ、参加した方々も素敵な人たちばかりです!皮むき間伐は4~8月までで今年はもうすぐ時機を外してしまいますが、みなさまもぜひご参加ください。