2011年9月28日水曜日

三浦市の農園で農作業の手伝いを始めました!

 私事ですが、9月から無農薬無化学肥料で野菜を栽培している三浦市の農園の手伝いをさせていただいています。そこの方はなんと熊森協会の会員さんでした!自然に近い農園は生き物がいっぱいで、畑を1歩あるくごとにバッタが何匹も跳んで逃げます。土の中にもたくさんの虫がいて、ちょっと掘るだけでわさわさ出てきて、大きなムカデもいました。「自然の野菜は腐らない」という本を読んだことがありますが、本当に腐らないで発酵しているのがわかります。発酵している野菜には小さな虫がたくさんたくさんいて、分解しているのがわかります。今までは本で読むばかりでしたが、毎回ほんとうにいろいろなことを学習させていただいて、うれしくなることの連続です。体力的にはなかなか大変ですが、いつも気持ちよく一日が終わります。帰りにおすそ分けしてもらう野菜のおいしいこと…みなさまもぜひ農のある生活を!

2011年9月25日日曜日

放射能に汚染された森林の情報です。

 本部より放射能に汚染された森林の情報をいただきました。まず2011.9.4の神戸新聞の記事では、「森林の除染手付かず」という題で、汚染された森林の除染はチェルノブイリでも手付かずで、事実上不可能であるとありました。放射性物質は木の葉に付着し腐葉土に蓄積されるが、コストも膨大なうえ、腐葉土を除去すれば森林の多面的な機能が失われる恐れがあるとしています。
 次に8.21、28号のサンデー毎日では、「放射能 溜め込む森林」という題で山間地や森にたまった放射能が土壌に染み込んだり雨で流されて汚染源になると指摘しています。木に必要な栄養素であるカリウムにセシウムは似ているため、植物が吸い上げてしまうそうです。吸い上げられたセシウムは主に葉に溜まりますが、葉が落ちるとまた土に吸収され、ということで循環して森林内にとどまってしまうので、地下水にまで染み込むことは少ないようですが、長く汚染源となってしまうそうです。
 とても悲しい現実ですが、このような森林をどうしていけばいいのか、具体策を考えていきたいです!かすかな希望はあります。くまもりでは酸性化した土壌を改善するために炭を撒いていますが、炭は放射性物質も吸着します。このことはシンポジウムで宮下正次先生に詳しくお話していただきます!それから、微生物を活用した除染実験に取り組んでいる田崎和江金沢大学名誉教授が、放射性物質を取り込む糸状菌のバクテリアを発見して、飯館村の水田の放射線量が大幅に下がったと発表しました。バクテリアの代謝によって放射性セシウムがバリウムに変わったそうです。そのようなバクテリアが存在するといいですね!放射能汚染を除去するためにやれることはなんでもやっていきましょう!

2011年9月19日月曜日

第5回くまもり東京シンポジウムが12月18日(日)に決定!

今年は開催も不可能かと思われましたシンポジウムですが、やはり毎年行うことに意味があるという会員の皆さんの熱意によって12月18日に開かれることが決まりました!

【第5回くまもり東京シンポジウム】

シンポジウムテーマ「震災後に考える自然といのち(仮)」
~すべての命を未来につなぐために私達はいまなにをすべきか~

日時 12月18日(日) 13:00開場 13:30~17:00
場所 一橋大学 国立キャンパス
プログラム
○基調講演 安田喜憲先生(国際日本文化研究センター教授・環境考古学・当協会顧問)
○パネラー活動紹介
  渡部康人さん(日本の天然林を救う全国連絡会議 事務局長)
  宮下正次先生(元関東森林管理局勤務・森林(やま)の会代表・森びとプロジェクト委員会理事・当協会顧問)
○パネルディスカッション
  安田先生・渡部さん・宮下先生・森山会長
○質疑応答

詳細が決まり次第、随時お知らせいたします!
ぜひご予定を空けておいてくださいませ。

9月25日(日) 石弘之先生講演会のお知らせ

「人類を取巻く地球環境の危機と自然再生」
2011年 9月25日(日)13時30分~16時30分
会場:高崎市総合福祉センター「たまごホール」
〒370-0065
群馬県高崎市末広町115-1 2F
http://ticket-search.pia.jp/pia/venue/venue_access_map.do?venueCd=TSFT&prefectureCd=10&cityCd=202


講師 石 弘之(いし ひろゆき)先生のご紹介
1940年、東京に生まれる。東京大学卒業後、朝日新聞社入社。ニューヨーク特派員、編集委員などを経て94年退社。94~95年ブリティシュ・コロンビア大学客員教授、96~02年東京大学大学院教授(国際環境開発講座)、国際協力機構(JICA)参与。02~04年駐ザンビア特命全権大使。04~08年北海道大学大学院教授。08年から東京農業大学教授、北京大学(現職)。この間、世界約130カ国で取材・調査活動。 〔著書〕 『地球環境報告Ⅰ、Ⅱ』『キリマンジャロの雪が消えていく』『地球・環境・人間ⅠⅡ』『名作の中の地球環境史』(岩波書店)、『地球クライシス』『私の地球遍歴』(洋泉社)『地球環境“危機”報告』(有斐閣)、等多数。 

主催 日本熊森協会群馬県支部  後援 高崎市、群馬県保険医協会
連絡先 : TEL 080-5490-0594  FAX 027-321-2503
お申込み方法 電話か下記申込書をFAXでお申込み下さい。定員270名になり次第締め切りにさせて頂きます。 
受講料:一般500円、会員無料(当日ご入会頂いた方も)

私も参加予定です!
みなさまもぜひご参加ください。

2011年9月9日金曜日

10月定例会のお知らせ

10月2日(日)定例会 13:00~16:00
        生涯学習センターばるーん 202教室
       JR新橋駅烏森口下車徒歩1分 
※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

シンポジウムは12月18日(日)に一橋大学で行う予定です!
詳細はのちほどご連絡いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。