2012年12月10日月曜日

新年1月の定例会のお知らせ

日時:1月14日(月)「成人の日」 13:00~16:00

場所:生涯学習センターばるーん 202教室

JR新橋駅烏森口下車徒歩1分

※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

※初めての方や会員でない方もご参加できます。

新年の初定例会にぜひご参加ください!

来年の活動などを話して、勉強会の講師を決めたいと思います。

2012年11月27日火曜日

樹齢数百年のご神木が狙われる!

神社の境内に立つ、「ご神木」。地域の信仰の対象として大切にされ、中には樹齢数百年というものも珍しくありませんが、今、そのご神木が各地で不自然な枯れ方をするケースが、四国を中心に相次いでいます。人の手によって穴が開けられ、除草剤を注入されて枯らされているのです。そして業者がそれを買い取り高く売りさばいているケースが後を絶たないということです。
金のためなら何でもやる世の中になってしまっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/1126.html

2012年11月26日月曜日

イノシシ猟で銃誤射 女性大けが(NHKニュースより)

猟銃というのは非常に危険なもので、事故は毎年起きています。スポーツとして楽しんで動物を殺すこと自体も許していていいのでしょうか。

25日午前、山梨県大月市の山で、イノシシ猟をしていた男性が撃った弾が登山中の40代の女性に当たり、女性はふとももに大けがをしました。警察は、男性から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べています。
25日午前9時半すぎ、山梨県大月市の御前山から菊花山に向かう尾根で、イノシシ猟をしていた市内に住む猟友会のメンバーの男性が猟銃の弾を一発撃ったところ、登山中の40代の女性に当たりました。
女性はふとももに大けがをして、ドクターヘリで甲府市内の病院に運ばれて手当てを受けていますが、意識ははっきりしていて、命に別状はないということです。
山梨県内では、今月15日にイノシシ猟が解禁になりました。現場は、JR中央線の大月駅から南東におよそ2キロの山の尾根で、警察は男性から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121125/k10013738751000.html

2012年11月25日日曜日

11月4日くまもり東京シンポジウムの様子がアップされました。

本部のブログにアップされましたのでご覧ください。
写真が届きましたらこちらでも掲載いたします。

http://kumamori.org/news/category/%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%8Anews/15744/

2012年11月24日土曜日

イノシシから3万3000ベクレル 野生鳥獣検査で最大

福島県は20日、野生鳥獣の肉16点の放射性物質検査結果を発表、放射性セシウムは5点が食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超えた。このうち、いわき市で捕獲したイノシシは1キロ当たり3万3000ベクレルのセシウムを検出した。県によると、検出値はこれまでの野生鳥獣の検査で最大。
 県は測定結果について「確かなことは分からない」とするが、「局所的に放射線量が高い場所の物を食べたり、高線量の地区から移動してきたことなどが想定される」としている。県は浜通りと中通りで捕獲したイノシシの肉は食べないよう要請している。このほか、須賀川市のイノシシ、いわき市のカルガモ、福島市のマガモ、桧枝岐村のニホンジカ各1点が基準を超えた。県は新たにいわき地区のカルガモ、県北地区のマガモ、南会津地区のニホンジカについて自家消費を控えるよう要請した。
(2012年11月21日 福島民友ニュース)

下記の2ページめにイノシシの結果が載っています。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/shizen24-kekka1120.pdf

2012年11月5日月曜日

11月4日(日)くまもりシンポジウム動画です。

昨日の小出先生のご講演を葛飾市民テレビさんがさっそく配信してくれました。小出先生の基調講演部分だけですが。

【Youtube】
11.4 小出裕章さん講演 (東京・広尾)
http://youtu.be/g5V_w65inkU

...
【Ustream】
11.4 小出裕章さん講演 (東京・広尾)
http://www.ustream.tv/recorded/26707948

2012年11月2日金曜日

 
10月31日(水)の東京新聞の東京インフォメーションという欄にシンポジウムの紹介記事が出ました。
思ったより小さく、小出先生のお名前もわかりづらい…もう少し大きければ目立ったのになぁ。

2012年10月30日火曜日

東京新聞にシンポジウムの紹介記事が出ます!


明日10月31日(水)の東京新聞の東京インフォメーションという欄にシンポジウムの紹介記事が出ますので、ぜひご覧になってください。

都内だと駅売店やコンビニなどで売ってますかね?

 

10月26日(金)発売の「週刊金曜日」にも市民運動案内板に紹介記事が小さいですが載っています!こちらは書店にありますので買ってみてください。

2012年10月29日月曜日

11月4日(日)シンポジウム会場へのアクセス



日本赤十字看護大学へのアクセス(渋谷駅からが最も行きやすいです)
http://www.redcross.ac.jp/info/access.html


 渋谷駅からのバス乗り場は下記の地図の54番です。
http://bus.ekitan.com/bus/noriba/2248_01.shtml

ハチ公口の真逆になります。
「日赤医療センター行き」のバスと言えば駅員さんはすぐに教えてくれると思います。

11月4日(日)シンポジウムの再度のお知らせです。

〇シンポジウム

 

日時:11月4日(日)12:00開場13:00開演

 

場所:日本赤十字看護大学(広尾キャンパス)「広尾ホール」600名収容

〒150-0012 東京都渋谷区広尾4丁目1番3号

TEL:03-3409-0875

JR渋谷駅より都バス(学03)日本赤十字医療センター行 終点下車

出演:小出裕章先生(京都大学原子炉実験所)

 

お申込みフォーム

http://kumamori.org/registration

 

 

2012年10月20日土曜日

シンポジウム講師の小出裕章先生について

シンポジウムでご著書を販売することもあり、原発事故後のものを中心に読ませていただきました。
その中で小出先生が熊森と同じような考え方をしている記述がいくつかありましたので、少し長くなりますがご紹介いたします。

・『原発に反対しながら研究をつづける小出裕章さんのおはなし』(クレヨンハウス)より
「地球上には、人間もふくめていろいろな生きものが生きていますが、どんないのちもかけがえのないものです。そして、たくさんの生きているものたちの中で、自分より生きづらさをかかえた生きものに対してどんなまなざしをもつかで、その人の生きる意味が見えてくるのではないでしょうか。そして、よりちいさなものへのやさしさをもてるかどうか、そのことが生きる意味を教えてくれます。
 わたしは、すべての生きものに対してやさしさをもてる社会でありたい、と思っています。それが、私が理想とする社会です。」

・『日本のエネルギー,これからどうすればいいの?』(平凡社)より
「いちばん問題なのは、人間がエネルギーを膨大に使い始めてしまったという事実です。それを反省してエネルギーの大量消費をやめなければ、生態系を守ることはできませんし、生態系を守れなければ、人類自身が破滅するのです。
 人類は自らが属する類を『霊長類』と名づけ、そして自らのことを『万物の霊長』と名づけています。けれども、人類の種としての絶滅は、今やはっきりと目に見えるようになってきたと思います。科学技術が急激に進展し、浪費も急激に拡大した過去200年の歴史は人類の種としての歴史がそれほど長く続かないことを示しています。
 核戦争、原発事故による放射能汚染、その他の化学物質による汚染、資源やエネルギーの浪費による環境の破壊、それらのいずれもが人類の破滅をもたらす力を持っています。何が決定的な要因になるかはわかりませんが、人類が生存可能な環境を、人類自らが失わせるまでは、どんなに長くとも100年あるいは1000年の単位だと思います。(中略)人類の絶滅の決定的な要因は、人類自らが蒔いた種によるのです。まことに自業自得と言うべきです。」

他者への思いやり、他生物へのやさしさがなくては、人類が生き残ることはできないといつも森山会長は言っています。

まだ席に余裕がありますので、早めにお申し込みください!

 

11月の定例会のお知らせ

日時:11月11日(日)13:00~16:00

場所:生涯学習センターばるーん 204教室

JR新橋駅烏森口下車徒歩1分

※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

※初めての方や会員でない方もご参加できます。

11月4日のシンポジウムの反省や、来年の活動などを話していきたいと思います。

2012年10月13日土曜日

シンポジウムの申込フォームです!

 小出裕章先生をお呼びして行う11月4日(日)のシンポジウムですが、申し込みフォームができました。満員で入れなくなることが予想されますので、早目にお申し込みください。
http://kumamori.org/registration

チラシはこちらです。
http://kumamori.org/files/3413/5001/9902/sympotokyo6a.pdf


2012年9月28日金曜日

11月4日シンポジウムのチラシができました!

京都大学原子炉実験所の小出裕章先生をお呼びして開催する第6回くまもり東京シンポジウムのチラシができました。みなさんぜひいらしてください!

チラシ↓
http://kumamori.org/files/3413/5001/9902/sympotokyo6a.pdf

2012年9月25日火曜日

日本の森で起こっているマツ枯れ、ナラ枯れについて

 もう何十年も前からマツ枯れが起こり始め、最近は広葉樹であるナラの枯れも進んできています。国は主な原因が松くい虫だということで、大量の殺虫剤をまき続けてきましたが、成果が上がったところはありません。枯れている原因は大気汚染による酸性雨です。日本の工業地帯からの排煙がマツ枯れを増やしてきましたが、現在は特に中国からの排煙で日本海側が大変なことになっています。
 
 酸性化した土壌を元通りにして元気にするには炭が一番効果があるということで、日本熊森協会群馬県支部では炭撒きによる土壌の回復を行っていて、大きな成果を上げています。全国にもこの動きが広まるといいですね!

日本熊森協会群馬県支部ブログ
http://kumamori.jugem.jp/

2012年9月15日土曜日

世界が輸入禁止にしている日本の食品

外国ではこれが当たり前なんですね。
福島県と宮城県ではクマ肉の食品が…クマは普段から輸入も流通も禁止にしてほしい。

いまだ続く4号機の危機について

福島第一原発の事故から1年半。実は今、同原発の「4号機」が、さらなる放射性物質を地上に撒き散らし、人類を未曾有の危険にさらそうとしている。それなのに国と東電にはまるで危機感がない---。
どうしてこう現在の自分の身を守ることしか考えられないのでしょうか…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33518

2012年9月13日木曜日

9.11経産省前テントの1周年記念集会に行ってきました。

 ここで1年も抗議行動をがんばっている人たちがいます。集会では福島の母親の訴えを生で初めて聞きました。それは魂の叫びでした!こちらまで悔しくて涙が出そうでした。この叫びを騒音にしか思わない人たちの心はどうなっているのでしょう。
 このような場でシンポジウムのチラシをどんどん配りたいと思いました。

肥田舜太郎先生の講演会に行ってきました。

広島の被爆者を何万人と治療されてきた肥田舜太郎先生の講演会に行ってきました。95歳で体調も心配されましたが、2時間近くの講演中は立ちっぱなしで力強いお話しぶりでした。研究者とは違う、体験から語られるお話は強い説得力があり、内部被曝がいかに恐ろしいかを痛感しました。放射能は身体にいいとか、年間100ミリシーベルトまで安全などと平気で言う専門家がいますが、全くのデタラメです!それで病気になって亡くなった人を何万人と見てきた医者が言うのだから間違いありません。それともう一つ、アメリカという国がどれほど恐ろしいかもつくづくと感じました。もっともっとがんばらなければと思わせていただいた講演会でした。会場は超満員でした。

2012年9月5日水曜日

高知県での間伐という名の皆伐写真です。

森をどうしていきたいという観点が全くない、お金のことしか頭にない人たちの発想ですね。
コメントは専門的ですが勉強になりますので見てください。

http://www.facebook.com/photo.php?fbid=186190931515914&set=a.106625479472460.9121.100003750255924&type=1&comment_id=271776#!/photo.php?fbid=350821331669956&set=a.108177362601022.17267.100002262758426&type=1&theater

2012年9月3日月曜日

10月の定例会のお知らせです。


日時:108日(日)13:0016:00

場所:生涯学習センターばるーん 204教室

JR新橋駅烏森口下車徒歩1

※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

※初めての方や会員でない方もご参加できます。
 
 11月のシンポジウムが近いので、実行委員会を開いています。
当日のスタッフも募集しておりますので、みなさまご協力お願いいたします。
 
シンポジウム直前にももう一度上記の会場で実行委員会を行います。
(10月27日か28日の予定です。)

2012年9月2日日曜日

シンポジウム会場の下見に行ってきました。

渋谷駅東口をヒカリエ方面に出たところの前にある54番停留所(日赤医療センター行き)から、いざ出発です。6分おきに出ているので、バスは出るとすぐにやってきます。
 

 
12,3分で日赤病院の目の前にバスが着きます。
 

 
病院内にはコーヒー屋や花屋、コンビニなどが休日でも営業。
 
 
 
全体はこんな感じです。新しくて立派です!
 
 
 
座りやすいイス。折りたたみ机付きです。
 
 
大きなスクリーン。見やすそうです。
 
 
立派な控室も付いています。


入口は受付に十分なスペースです。左奥にはソファも。
 
 
 設備もよく融通もきいて、非常に良い印象を受けました。あとは中身ですので、すばらしいシンポジウムになるようにがんばりましょう!
 

2012年8月31日金曜日

八幡平クマ牧場クマ終生保護飼育を願うオール日本救命委員会より

8月27日、秋田県の佐竹知事が記者会見で、北秋田市長の 申し出を受け、残されたクマたちを阿仁熊牧場で全頭飼育する方向に 進めると発表しました!
まだ、計画段階ですが、27頭の命が救われる道が開けました!! クマ牧場での事故以来、救命に奔走してきた私たちもほっとしています。 短い間に、たくさんの方が署名と募金にご協力いただき、 現段階で、8386人の署名と986万円の募金が集まっています。 みなさんの優しい心と行動力に感謝の気持ちでいっぱいです。 ご協力ありがとうございました! 今後、八幡平クマ救命委員会では、施設をより自然に近い、クマたちにとって 過ごしやすい環境のものにしてもらえるよう働きかけをしていきたいと思います。
<署名> 救命の道筋が見えたので、署名活動は中止させていただきます。 現在、手元にご署名をお持ちの方は9月中に郵送していただきたいです。 これまでに集まった署名は、秋田県に届けに行く予定です。
<基金> 八幡平クマ牧場クマ基金に関しましては、来年秋までクマたちの命をつなぐため の食料補給、牧場の維持管理費や施設の改修費などに使わせていただき、 残り は新施設をより快適にするために北秋田市に寄付しようと思っております。 署名の方は中止しましたが、基金の方は今後もお受けしていきます。
詳しくは救命委員会のHPをご覧ください http://lifesaving.hatimanbears.org/hnews/?p=13226
秋田県佐竹知事の発表を伝える毎日新聞記事 http://mainichi.jp/area/akita/news/20120825ddlk05040002000c.html
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八幡平クマ牧場クマ終生保護飼育を願うオール日本救命委員会
  事務局 一般財団法人 日本熊森協会
  〒662-0042兵庫県西宮市分銅町1-4
  TEL:0798-22-4190 FAX:0798-22-4196
  MAIL:kyuumei@hatimanbears.org
  URL:http://lifesaving.hatimanbears.org/
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2012年8月18日土曜日

「敦賀湾原発銀座 [悪性リンパ腫]多発地帯の恐怖」(明石 昇二郎著)を読んで―

 福島第一原発事故前の本ですが、筆者が現地で全戸訪問でガンの調査をするという前例のないルポです。敦賀原発の風下の三集落で、過去3年間に悪性リンパ腫による死亡率が全国平均の12.22倍だったという結果が出ました。原発は事故なしの通常運転でも確実に周辺住民の健康をむしばんでいるという結論です。

2012年8月12日日曜日

9月の定例会のお知らせです。


日時:92日(日)13:0016:00

場所:生涯学習センターばるーん 201教室

JR新橋駅烏森口下車徒歩1

※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

※初めての方や会員でない方もご参加できます。



10月はシンポジウム直前ですので、2回行う予定です。

2012年7月17日火曜日

日本学術会議が結論 核のゴミ地層処分はできない

解決策は先送りして、未来人に何とかしてもらうしかないそうです。一体だれが責任をとれるのでしょうか。

火電停止は電力余剰だった! 関電京都支店広報が明かす



  関西電力が火力発電8基を停止させたのは、原発再稼働により電力に余りがあるためだった─こんな事実が11日、関電京都支店の総務・広報グループの担当者の発言で明らかになりました。

同日、京都自治労連(池田豊委員長)が行った関電京都支店への要請で関電側が回答しました。自治労連側が火力発電の停止について問いただしたのに対し、電力需要に合わせて停止したもので、原発再稼働を受けて停止したものもあると発言しました。
...
 関電は大飯原発3号機が9日にフル稼働し、同日に火力発電所8基を停止させていました。同社は、原発の再稼働以降も計画停電の可能性があるとして、府民に節電を呼びかけています。
http://www.kyoto-minpo.net/archives/2012/07/13/post_8889.php

 これに関しては,昨日,7.16集会プレ企画として,脱原発運動全国交流集会が総評会館であり,その際に最初に講演した金子勝慶應義塾大学教授が上記と同主旨の発言をしており,原発を稼働して火力を止めた理由などを次のように述べていました(要約です)。

(1)関西電力の火力は老朽化した石油火力で,最新鋭の天然ガス火力などと比べて効率が悪く,コスト高なので,それを止めてラニングコストの低い原発に切り替えた。少しでも赤字を減らすためだ。元々関西電力は,原子力以外の発電設備への投資をずっとさぼり続け,周辺電力会社から電力を買い付けてそれを転売する,あるいは,減価償却が終わった老朽化原発の稼働を寿命以上に引き延ばし,安全対策投資を削減してローコスト・ハイリスク発電をする,ようなことを続けてきた。しかし,今回の電力需給云々の説明の際には,そうした今までの周辺電力からの買電を一切ないものとして「電力が足りない」と騒いでいた。

(2)それとともに,関西電力にとっては再稼働は,原発が不良債権でないことの証拠(エビデンス)にするという目的がある。何故なら,実質不良債権の原発を止めると,ただちに償却・廃炉としなければならないが,減価償却不十分・廃炉引当金不十分で,巨額の損失が一気に出るため,関西電力の経営はそれに耐えられない。つまり不良債権の先送りのために原発を再稼働しようとしている。この事情は,関西電力のみならず東京電力やその他の電力会社全て皆同じである。

(3)原発再稼働問題は,エネルギーや電力需給の問題ではなく,電力コストの多寡や電力供給効率性の問題でもなく,電力供給の安定性の問題でもなく,ただ単純に関西電力をはじめとする電力会社の経営問題である。

(4)大飯再稼働と同時の火力8基停止について報じたのは「赤旗」のみであった。大手のマスコミ報道は相変わらずである。

2012年7月12日木曜日

野外観察図鑑②「植物」の「自然破壊と植物の保護」のページを読んで

大切なのは自然のつりあいやつながりで、無計画な森林伐採と山岳道路(林道)が植物に大きな影響を与えたとしています。自然のつながりを考えて作られているアルプスやピレネー山脈などの道路は自然破壊がほとんど見られないそうです。
初版発行が1985年の古い本でしたが、およそ30年前から環境破壊への警告がなされているにもかかわらずいまだに反省どころか環境破壊の自覚すらない日本の現状に焦りを感じます。

2012年7月9日月曜日

8月の定例会のお知らせ

日時:812日(日)13:0016:00 ⇒5日(日)に変更です!!!
場所:生涯学習センターばるーん 304教室 ⇒201教室に変更です!!!
 JR新橋駅烏森口下車徒歩1
※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

※初めての方や会員でない方もご参加できます。

http://www.kissport.or.jp/sisetu/syougai/index.html

2012年7月1日日曜日

動物たちの被曝

facebookで生き物の被曝の写真を集めたものを見つけました。
やはり小鳥には奇形が見られるようで、チェルノブイリと同じことが起こっています。
動物たちは今までと同じように暮らせるのでしょうか…

2012年6月26日火曜日

6.19 意見交流会 「動物の命」と「人と動物の共生」に参加しました。

当日の会場は300席がほぼ満員で、関心の高さを伺わせました。国会内ということで議員も多数訪れていました。各発表者のお話も資料も充実していて、とても勉強になりました。主催団体がしっかりとした組織であることが感じられました。
 実験動物や殺処分される動物たちの表情は見ていると涙がポロポロ出ます。軽んじられる命の多さをあらためて実感した会でした。


 その中で各団体が連携できなかったり批判し合ったりしてしまうという話がありました。くまもりもそうですが、活動するというのは本当に難しいですね。

2012年6月25日月曜日

続・畑の花と虫たち

なかなか手をかけられない畑は作物が収穫期を過ぎてどんどん花を咲かせていますが、今度はニンジンです。

 なんと白い花をつけています。直径10センチくらいの、ちょっとカリフラワーに似た形です。根元にはニンジンが残っていますが、花をつけると栄養をそちらに送ってしまうので食べてもおいしくありません。



 ミツバチだけでなくカメムシやアリなどさまざまな虫たちが一生懸命に蜜を吸っていました。



 虫たちが利用しているのを見ると、いつまでも花をそのままにしてあげたいという気になってしまいます。

2012年6月19日火曜日

「ダムが国を滅ぼす」を読んで2

八ツ場ダムも「工事は7割進んでいる」との報道もありましたが、実際は予算の7割を使って工事の1割しか進んでいない、本体工事には着手もしていない状態です。マスコミの報道も酷すぎます。八ツ場ダムは60年前に計画されたものですが、ずっとなくて平気だったんだからこれからも要らないことは明白です。
ダムは特別天然記念物のオオサンショウウオがいるところでも平気で計画されています。ダムは構造物が自然破壊になるだけでなく、できてからも中にヘドロがたまりそれを流すことによって生物が死に絶えます。影響は海にまで及びます。
これからはダムは作るのではなくて、いまあるものを壊していくべきです!

「ダムが国を滅ぼす」(今本博健著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%82%92%E6%BB%85%E3%81%BC%E3%81%99-%E4%BB%8A%E6%9C%AC-%E5%8D%9A%E5%81%A5/dp/4594061427/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1340067188&sr=8-1

「ダムが国を滅ぼす」を読んで1

ダムを作る目的は大きく2つ、治水と利水ですが、そのどちらも必要がありません。まず治水は、想定以上の雨が降ると役に立ちません(ダムが壊れるので放水せざるをえない、そのとき勢いよく流すので下流で被害が出る)。次に治水はどこも水の需要は減っていて、現在あるダムで十分足りています。何十年かに一度、渇水で足りなくなることもありますが、節水すればいいだけのことです。
計画が上がってから50年以上経つダムもありますが、当初の目的をどんどん変更してなんとかして作る道を探し続けています。そして予算はどんどん膨らみます。

「ダムが国を滅ぼす」(今本博健著)
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%80%E3%83%A0%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%82%92%E6%BB%85%E3%81%BC%E3%81%99-%E4%BB%8A%E6%9C%AC-%E5%8D%9A%E5%81%A5/dp/4594061427/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1340067188&sr=8-1

2012年6月16日土曜日

<緊急告知>  6.19 意見交流会 「動物の命」と「人と動物の共生」  ~動物の命と福祉を求めて・実験動物~

みなさまもぜひご参加ください。

1  開催日:平成24年6月19日(火)午後5時から午後7時(開催時間内であれば、遅れての入場も可能です。)

2  場 所:東京都千代田区永田町1丁目7番1号  衆議院第一議員会館 大会議室(国会議事堂裏)
      (地下鉄千代田線・丸ノ内線)国会議事堂前駅 徒歩1分 

3  主 催:THEペット法塾

   共 催:全国動物ネットワーク、日本動物虐待防止協会、栄町猫対策委員会、
       動物実験の法制度改善を求めるネットワーク

4  定 員:300名
 
5  次 第:資料配布

   挨 拶:主宰者、出席議員

   司会進行:藤村 晃子氏(社団法人日本動物虐待防止協会)

   司会補佐:坂本 博之氏(弁護士・NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワーク)
★1 申込方法:事務局(全国動物ネットワーク事務局(坂本 博之法律事務所))

 ※ ①ご氏名、②ご住所、③(あれば)所属団体、④連絡のつくお電話番号をご明記の上、
   「6.19緊急院内集会参加申込」として、下記のメールアドレス又はfaxにてお申し込み下さい。


   ※メール:fwin5675@nifty.com

   ※ファックス:029-851-5586
詳細はこちら
http://thepetlaw.web.fc2.com/ivento.html

2012年6月13日水曜日

7月の定例会は8日(日)です。

日時:7月8日(日)13:00~16:00
場所:生涯学習センターばるーん 204教室    
JR新橋駅烏森口下車徒歩1分 
※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

なお、6月は今週末の17日(日)に行います。
11月のシンポジウムの会場が日本赤十字看護大学(広尾キャンパス)の広尾ホール(600名収容)に決まりました!!いよいよ会場が決まって、テーマや内容を詰めたいと思いますのでみなさまどうぞご参加ください。

広尾ホール
http://www.redcross.ac.jp/tour/07.html

日本赤十字看護大学へのアクセス
http://www.redcross.ac.jp/info/access.html

2012年6月10日日曜日

九州にまだツキノワグマがいるかもしれないという記事がありました。

もしまだ生き残っているとしたら、そっとしておいてあげてほしいですね…
研究のために捕獲されて殺されていなくなってしまったら、本末転倒です。

「毎日新聞」6月10日(日)
九州では絶滅したといわれている野生のツキノワグマ。だが近年、大分、宮崎、熊本の県境の山奥などで「クマのような」大型動物の目撃情報が寄せられ、研究者らでつくるNGO「日本クマネットワーク」(坪田敏男代表)が25年ぶりに本格的な生息調査に乗り出した。「ネットワーク」は「中身のある調査結果が出るのでは」と意欲満々だ。

以下、記事の続きです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120610-00000018-mai-soci

2012年6月1日金曜日

駒沢大学高等学校で会長講演を行いました。

今年で3回目を迎える駒沢高等学校での講演のお手伝いに行きました。毎年新1年生を対象に行う環境教育の一環で、校長先生をはじめ担当の先制方からもご協力をいただいて実現しています。生徒たちはあらかじめ「クマともりとひと」を読んで感想文を書いてくれていて、その質問にも答える形で会長が講演しました。

体育館で座ったまま1時間以上、生徒たちは集中してよく聴いてくれていました。
最後に私も少しだけ挨拶させていただきました。このような機会を設けてくださったみなさまに感謝いたします。
感想文にも生徒たちの熱い思いが詰まっていました。その思いをなんとか形にできるようにしたいと思いました。

このような講演がもっと広がるといいですね。

2012年5月22日火曜日

都民の森の定例会のご報告

先日20日(日)に東京都桧原村の三頭山にある都民の森に行ってきました。森はまさに新緑の真っ最中!!天気はおかげさまで雨の心配もなく晴れすぎず、ちょうどよい気候でした。 滝見橋から見た大滝です。マイナスイオンが気持ちいい!
そのまま沢伝いに登っていきます。せせらぎを聞きながら足取りも軽いです。
お昼は沢沿いの休憩場所で食べて、その後打合せをしましたが、じっと座っていると30分もすれば冷えてきました。標高1000mを越えた公園内は、やはり地上とは違いました。防寒対策が甘く、みなさまにもご迷惑をおかけしました。

苔むした岩が並んでいるのは風流です。
さらに山頂付近に登っていくと、なぜか沢が枯れて水がありませんでした。なかなかの自然林に見えていたのでショックでした。次の機会に原因を探りたいと思います。 新潟にご実家がある方のお話では、今年は大雪だったのに水量が少なかったとのこと。森の荒廃が進んでいる兆候です。
森の定例会は初めての試みでしたが、無事に終わることができました。新緑がすばらしいのでぜひ来年もやりたいですね!

2012年5月19日土曜日

今度は春菊の花です。

こちらも三浦の畑ですが、春菊の花が咲いていました。初めて見る光景ばかりで驚きですが、虫たちにとっては楽園です。それを食べに鳥たちも集まってきます。今回ツバメが畑に降りるのを初めて見ました。
虫たちに一番人気はブロッコリーの花のようです。ネギ坊主にもハチやハエがたくさん群がって受粉していました。ハエも大切ですね。 農薬や化学肥料を使わない畑で採れたての旬の野菜をいただくのは最高の喜びだと感じるこの頃です。

田んぼの開墾をしました。

三浦で12年も放棄されていた田んぼの開墾をしてきました。この田んぼも自然のままの姿で生き物がたくさんいるところで、鳥やカエルの鳴き声でにぎやかでした。 日本の固有種であるシュレーゲルアオガエルや田んぼにしかいないという水グモに会いました。カエルはあいらしくてとてもかわいいです。 田んぼの中での作業は不安定でなかなかきつい…でも気持ちの良い汗を流せました。
来週か再来週には田植えをする予定です。

小冊子「クマともりとひと」の注文先が変わりました。

小冊子「クマともりとひと」は13刷目を迎え、累計47万冊です!これからは日本熊森協会本部に注文することになりまして、30冊以上が送料無料になりました!
ご購入・お問い合わせ先: 一般財団法人 日本熊森協会
電話:0798-22-4190 FAX :0798-22-4196

http://kumamori.org/subcategory/books/booklist/natureconservation/moriyama-kuma/

2012年5月16日水曜日

5月20日(日)の森の定例会ご参加のお願い

いよいよ今週末に迫ってまいりました森の定例会ですが、なるべく参加者全員にボランティア保険に入っていただきたいので申込の締め切りを17(木)の夜までとしたいと思っております。保険なしでのご参加もできますが、できるだけ早めのご連絡をお願いいたします。 定例会とは言っても会員の方以外でもご参加できますので、周りの方もお誘いください。 5月19日から20日にかけてJRの工事があるとの情報を会員の方からいただいて一時は焦りましたが、別の方でJRの車掌さんから当日の影響はないだろうとのアドバイスをいただきました。7:44発のホリデー快速も予定通り発車するとのことです。いろいろな会員さんのアドバイスがあると本当に助かります!ありがとうございました。 当日の持ち物や服装は通常のハイキングのものですが、下記を参考にしてください。
服装:長袖シャツ(黒っぽいものは避ける) ※作業をするわけではないので半袖でも大丈夫です。 靴はトレッキングシューズまたはスニーカー 雨具(カッパ・折りたたみ傘) 防寒用の上着(カッパで代用可能)
持ち物:昼食、水筒(暑いので500ml×2くらい) ※入口には自販機があります。 リュック、帽子、タオル、手袋(あれば)日焼け止めなど
当日はとても気持ちのいい天気になりそうですので、みなさまのご参加をお待ちしています!

http://www.hinohara-mori.jp/

2012年5月15日火曜日

今年のシンポジウムの基調講演に小出先生がいらっしゃいます!

今年のシンポジウムは11月4日(日)に行うことと、京都大学原子炉実験所の小出裕章先生を基調講演にお呼びすることが決まりました!! 詳細が決まり次第随時ご連絡いたしますので、みなさま楽しみにしていてください。

2012年5月9日水曜日

群馬県支部第5回総会のお知らせ

日本熊森協会群馬県支部 (平成20年8月19日設立)の 第五回総会を、 下記の日程で開催することとなりました。 今回は、 初めて屋外にて総会 &交流バーベキューを 行うこととなりましたので、 お忙しい時期ではありますが、 皆様、奮って、ご参加下さい。
1.日時:2012年5月27日(日) 10:00~14:00(少雨決行、会食場に屋根有り)
2.場所:県立赤城森林公園・ふれあいの森
3.住所:前橋市富士見町赤城山1-2
4.電話:027-287-6
5.熊森群馬県支部 第五回総会スケジュール 9:50(園内駐車場) 10:00(活動成果の報告) 10:30~11:30炭まき活動 12:00~14:00 バーベキューで交流・意見交換 14:00 現地解散
6.会費: 大人1000円 子供500円 ※当日会場にてお支払い下さい。
7.申し込み期間: 食材や、会場等の準備の都合がありますので、 5月12日までに事務局まで、 電話、又はFAXでお申し込み下さい。 (事務局電話 080-5490-0594 FAX 027-321-2503)
8.交通: 相乗り等(各地の駅)で会場に 向かいたいと思いますので、 お申し込みの際にお知らせ下さい。
9.その他: 前日の5月26日(土)に 炭運搬、食材購入を行いますので、 お手伝い出来る方は、 申し込みの際、お知らせ下さい。 、当日の食材等 (自家製野菜など)の 持ち込みも大歓迎です。

2012年5月3日木曜日

6月の定例会について

6月の定例会の日程をお知らせいたします。 なお、5月の定例会は会議室を飛び出して、森の中でおこないます。 ボランティア保険に入る関係で申し込みが必要ですのでお早めにお願いたします。
日時:6月17日(日)13:00~16:00
場所:生涯学習センターばるーん 204教室    
JR新橋駅烏森口下車徒歩1分 
※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

2012年5月2日水曜日

畑はすっかり春です。

菜の花が咲き乱れる畑の根元をよく見ると、白菜や大根、ブロッコリーでした! 大根の菜の花は白いって知ってましたか? そこにたくさんのハチが蜜を集めに来ていました。ハチの種類はパッと数えただけで10種類ほど、写真は大きなクマバチです。ハチたちはほんとうにけなげでかわいいです。
咲き乱れるブロッコリーです。後ろは解体予定の廃小屋です。
こちらは白菜です。きれいでした~

養蜂家の藤原誠太さんにお会いしました。

銀座ファームエイドで養蜂家の藤原誠太さんにお会いして、少しお話しました。誠太さんによると松枯れの対策としてネオニコチノイド系の農薬が半年ほど前から撒かれ始めているそうです。 松枯れの原因はムシが枯らしているからだとして、今まで散々有機リン系の農薬を撒き続けてきましたが効果はなく、土壌の汚染と税金のムダ遣いだけが進みました。熊森としては酸性雨が土壌を酸性化させて弱った木にムシが入ったことが原因だと考えています。ネオニコチノイド系の農薬は無味無臭で水溶性が高く、地下水にも浸透すると心配されています。近年報告されているミツバチの大量失踪の主原因とみられている今までのものよりはるかに危険な農薬です。その汚染された水を人間が飲むと運動神経や脳神経に悪影響があり、うつ病や発達障害の原因ではないかとも言われています。誠太さんは何とか止めようとずっと活動してきましたが、農薬にも利権の構造があり止めることができません。農業大国のフランスをはじめ使用禁止になっている国もあります。このことを少しでも多くの方に知っていただいて、日本でも使用禁止にしていかないと手遅れになります!
当協会顧問の船瀬俊介さんの著書に詳しいので、ぜひお読みください。
「悪魔の新農薬 ネオニコチノイド―ミツバチが消えた「沈黙の夏」 
http://www.amazon.co.jp/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E6%96%B0%EF%BD%A5%E8%BE%B2%E8%96%AC%E3%80%8C%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%81%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89%E3%80%8D%E2%80%95%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%81%E3%81%8C%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F%E3%80%8C%E6%B2%88%E9%BB%99%E3%81%AE%E5%A4%8F%E3%80%8D-%E8%88%B9%E7%80%AC-%E4%BF%8A%E4%BB%8B/dp/4883204324/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1337757892&sr=8-1

2012年5月1日火曜日

「モアイは語る」-中学校の教科書で見つけた安田喜憲先生の文章

安田喜憲先生の文章が中学校の国語の教科書に載ってました。 今年横浜市で採用された光村図書の2年生版です。教科書のための書き下ろしでした。 限られた空間であるイースター島の中で、環境を破壊することにより文明が滅亡した姿から地球の運命を警告するというスタイルでした。 こういう文章を教科書にもっともっと載せてほしい!
http://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasyo/chugaku/kokugo/2nen/

2012年4月30日月曜日

秋田クマ牧場について

秋田のクマ牧場で起きた事故は人にとってもクマにとっても悲しい出来事となりました。 クマ牧場の経営状態の悪さや飼育環境の劣悪さが報道されていますが、くまもりでは急きょトウモロコシの粉200kgを支援のために送りました。 引き続き支援したい気持ちもありますが、長年クマ牧場の問題に取り組んできた団体が任せてほしいということでしたので、くまもりは後方支援に周ることになりました。 追加の情報がありましたら随時お知らせいたします。 以前札幌のクマ牧場に当協会の会長が訪れていて、それについて質問された記事がニュースに出ていました。

2012年4月24日火曜日

ツキノワグマからセシウムが検出!!

厚労省が発表した自治体から入手した食品内の放射性物質の検査結果で、山形県産ツキノワグマ肉から(Cs:110 Bq/kg)が暫定規制値を超えて検出されたとありました。 www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000291gr.html クマの主食は、春はフキ、タケノコ、木の新芽などの山菜。夏は、植物の他、アリやハチ、その幼虫などの昆虫類。秋は、ブナ、ドングリなどの木の実。とあるので、野生のものは特に汚染を集めるようです。 他の野生動物も好んで食べるものばかりですね…春のクマの好物は汚染されやすいものベスト3みたいなものばかりで、非常に心配です。 それにしてもクマは食品ですか!?ひどいです!

2012年4月23日月曜日

小出裕章先生の講演会に行ってきました。

昨日4月22日(日)に青山学院大学講堂で行われた小出先生の講演会に参加して来ました。1701席の会場は満席で、みなさんの意識の高さがうかがえます。
小出先生はご講演の中で他者、他生物に対する優しさの大切さについてお話されました。ぜひ熊森でも先生の講演を主催したいと思っています。
控室には行けず、直接お会いするのは難しいかと諦めかけましたが、出待ちして粘ること20分、会場から現れた小出先生にご挨拶して名刺交換することができました!お疲れのところをご丁寧に対応してくださいましてありがとうございました。

2012年4月22日日曜日

ブログとツィッターがつながりました!

こちらのブログに書き込んだことがツィッターにも表示されるように設定しました!ぜひツィッターもフォローしてください! https://twitter.com/?utm_campaign=newfollow20100823&utm_content=profile&utm_medium=email&utm_source=follow#!/kumamori_kanto

一斉メールの不調について

今年に入ってから一斉メールが不調で、たくさんの方にメールが届かない状態が続いております。 なんとか改善しようと試みていますが、技術的に限界がありましてご迷惑をおかけしますので、なるべくこちらのブログをご覧いただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。

映画「ひろしま」を見てきました。

今から59年前に制作されてロードショーされることなく忘れられていた映画「ひろしま」を見てきました。 50万人の教職員組合が50円ずつ出し合って、広島市民89000人が手弁当で参加して制作された力作で、当時の大スターだった月丘夢路さんが所属していた松竹の大反対を押し切ってノーギャラで主演しています。 この映画で一番驚いたことは、映画製作当時の1953年にすでに広島市内で、同じ高校の教室内で被爆者への差別があったことです! 被曝した生徒のことをしていない生徒が「ピカ持ち」と呼んでいました。被曝した女子は結婚することを諦めていました。さらにABCC(アメリカ原爆傷害調査委員会)は被爆者を診察しても治療していないことも当時すでに分かっていたことでした。壮大な人体実験です!!!そしてこれは福島でも起きることです。

2012年4月20日金曜日

5月の定例会について

次回の定例会のご案内をいたします。 次回は会議室を飛び出して森の中でおこないます!! 日時:5月20日(日)JR武蔵五日市駅を9:00に出発 ※新宿発7:44 ―武蔵五日市着8:48の「ホリデー快速秋川1号」があります。 場所:都民の森(JR武蔵五日市駅よりバス75分) 〒190-0221 東京都西多摩郡檜原村数馬7146  TEL 042-598-6006 FAX 042-598-6703 東京都檜原都民の森管理事務所 http://www.hinohara-mori.jp/ 難しい登山ではありませんが、ボランティア保険に入ろうと思いますので参加される方はお申し込みください。 ※4月から年度替えでまた保険に入らなくてはなりません。 帰りは15:28のバスで都民の森を出発する予定です。 皆さまのご参加をお待ちしております。

2012年3月17日土曜日

第3回奥山保全議員連盟勉強会

3月13日(火)に衆議院第二議員会館で第3回の議員連盟勉強会を行いました。 講師は昨年のシンポジウムでもパネリストを務めてくださった渡部さん。戦後だけで残りたった1割になってしまった原生林を、いまだに林野庁が伐採し続けているという現状を国会議員や代理で出席した秘書に伝えました。


2012年3月10日土曜日

4月の定例会のお知らせ

4月の定例会の日程をお知らせいたします。
なお、5月の定例会は会議室を飛び出して、森の中でおこなう予定ですのでお楽しみに!!!

日時:4月8日(日)13:00~16:00
場所:生涯学習センターばるーん 202教室
   JR新橋駅烏森口下車徒歩1分 
※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

これからの予定として、4月~10月くらいまで月に一度下旬に青梅の山の手入れを行いたいと思います。
昨年の皮むき間伐を行った場所の調査も兼ねます。

2012年2月17日金曜日

「大飯原発3・4号の運転再開に反対を表明してください」2月20日締め切り

以下、熊森滋賀県支部からの緊急署名依頼です。
―――

「大飯原発3・4号の運転再開に反対を表明してください」

先日、福井の大飯原発のストレステストが、何故か「妥当」となり、もしや再稼動の可能性も出てきました。
何とか止めるために、市民の大きな声が必要です。
ぜひ下記の、ネットで出来る反対署名にご協力ださい。

福島では、ミミズから大量のセシウムが検出されたことで、そのミミズを食べた鳥など、食物連鎖により放射能が広がる恐れがあり、また実際、クマやシカからセシウムが検出されています。

何とか大飯原発の再稼動をくい止めたいと思います。
ご協力をどうぞ宜しくお願いします。

ネット署名ページ(最終集約2月20日)
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_7.htm
呼びかけ団体:琵琶湖の水がみんなのいのち・さよなら原発ネットワーク(熊森滋賀ほか関西13団体)
.

2012年2月15日水曜日

またまたシンポジウムのご案内です。

「野生鳥獣による森林被害対策を考えるシンポジウム」及び
「野生鳥獣による森林生態系への被害対策技術開発事業・成果報告会」の開催について
http://www.wmo.co.jp/modules/osirase/index.php?page=article&storyid=26
1.趣旨
近年、各地の森林では、個体数が著しく増加したシカにより、植栽木の食害、剥皮等の林業被害が発生しています。また、下層植生の喪失、樹木の枯死による森林の衰退、それによる植生の単純化、土壌流出などが起こり、森林生態系全体に深刻な影響を及ぼしています。このことは林業経営上の問題にとどまらず、生物多様性や景観保全の観点からも深刻な問題となっています。
こうした問題に対する効果的な対策や体制整備などについて、関係者からの情報提供や意見交換を行い、今後の被害対策に活かすことを目的とします。

2.開催日時・会場
野生鳥獣による森林被害対策を考えるシンポジウム
日時:平成24年3月2日(金)13時00分~17時30分(開場12時00分)
会場:農林水産省本館7階 講堂
所在地:東京都千代田区 霞が関1-2-1
野生鳥獣による森林生態系への被害対策技術開発事業・成果報告会
日時:平成24年3月3日(土)9時00分~16時00分(開場8時30分)
会場:農林水産省共済組合「南青山会館」大会議室
所在地:東京都港区南青山5-7-10

3.参加の可能人数
野生鳥獣による森林被害対策を考えるシンポジウム(3月2日金)
300名程度(定員を超えた場合には、その時点でお申込みを締め切らせていただきますので、あらかじめご承知おきください。)
野生鳥獣による森林生態系への被害対策技術開発事業・成果報告会(3月3日土)
100名程度(定員を超えた場合には、その時点でお申込みを締め切らせていただきますの
で、あらかじめご承知おきください。)

5.申込方法
参加費は無料です。参加を希望される方は、インターネットにて、以下のURLの開催案内からお申込みください。
なお、電話によるお申込みはお受けしておりませんので、ご了承ください。
申込先:株式会社野生動物保護管理事務所のホームページ
http://www.wmo.co.jp/modules/osirase/index.php?page=article&storyid=26

締切
平成24年2月23日(木)17時00分
お問い合わせ先
株式会社 野生動物保護管理事務所
森林環境保全総合対策事業 事務局(担当:三井、羽澄)
〒194-0215 東京都 町田市 小山ヶ丘1-10-13
メールアドレス houkoku.wmo@gmail.com

「広葉樹林化のための更新予測および誘導技術の開発」 公開シンポジウムのごあんない

「広葉樹林化のための更新予測および誘導技術の開発」
公開シンポジウムのご案内です。

広葉樹林化の可能性ー天然更新のリスクとその回避

日時:2012年2月17日(金) 12:30開場 13:00~16:45
場所:石垣記念ホール
東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル9F

入場無料ですが、なるべく事前申し込みしてほしいとのことです。

≪申込先≫
研究プロジェクト
「広葉樹林化のための更新予測および誘導技術の開発」
事務局 bl_pro_admin@ml.affrc.go.jp

私も参加いたしますので、お時間のある方はお願いいたします。


関東支部長

2012年2月12日日曜日

本日の定例会では、早いですが今年のシンポジウムのテーマと講師について話しあいたいと思います。

日時:2月12日(日)13:00~16:00
場所:生涯学習センターばるーん 202教室
   JR新橋駅烏森口下車徒歩1分 
※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

その次は3月4日(日)で、時間と場所は同じです。

それから、くまもりと直接関係のないテーマですが、今回はTPPについても少し話したいと思っています。

TPPの危険性についてのわかりやすいフリーペーパーを配付したいと思います。

フリーペーパー「お金のしくみと私たちの暮らし」
http://cc-suilen.blogspot.com/2012/01/blog-post.html

また、今年はおススメの本をどんどん紹介したいと思います。

1冊目はおととしのシンポジウムで基調講演をしてくださった橋本淳司さんの、『日本の「水」がなくなる日』です。
日本の奥山の危機を、水源の視点から説明しています。
くまもりの基本の見解もとりいれられていて、新書で薄くて読みやすいので、小冊子の次の段階の勉強に最適だと思います。

http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%B0%B4%E3%80%8D%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%97%A5%E2%80%95%E8%AA%B0%E3%82%82%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%B0%B4%E5%88%A9%E6%A8%A9%E3%81%AE%E8%AC%8E-%E4%B8%BB%E5%A9%A6%E3%81%AE%E5%8F%8B%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%A9%8B%E6%9C%AC-%E6%B7%B3%E5%8F%B8/dp/407273330X/ref=sr_1_10?ie=UTF8&qid=1326844885&sr=8-10

ぜひ読んでみてください!

それではみなさまのご参加をお待ちしています。

2012年1月18日水曜日

脱原発世界会議に参加しました。

1月14・15日に横浜でおこなわれました「脱原発世界会議」に出席したので、簡単な報告をいたします。

感じたことは大きく2つあります。

1つ目はとにかくすごい人だったことです!!どこも1日中盛況で熱気ムンムンでした。
2つ目はいろいろな団体が出展していましたが、残念ながら野生動物での視点が全くなかったことです。
まぁ「脱原発」がテーマなので仕方ないですが…



私は横須賀の原子力空母に反対する会(チーム・ヨコスカ)の手伝いとして14日(土)のみ参加いたしました。
この団体は両日ともにブース展示をしたのと、14日の15:00から持ちこみ企画として普段の活動の紹介をしました。

受付は長蛇の列が続き、開会式は13:30からに変更していました。
開会式は1階の大ホールでは入りきらず3階のホールでもプロジェクタで中継していました。


15:00からのチーム・ヨコスカのアピールも50人ほどが集まり、ほぼ満席になりました。
なかなかなじみの薄いテーマだけに心配しましたが、集客は成功しました。


各ブースは狭いせいもありましたが常に盛況でした。
各地の原発反対の団体やエネルギーシフトの団体などがいて、来場者に丁寧に説明していました。


中でも注目したのは「緑の党」を作ろうという「みどりの未来」という団体です。
資料を購入して読みましたが、自然と共生するという言葉はあるものの、それに関する具体的な提言はゼロでした。
ただ、人間社会として目指すべき方向性は良かったと思います(成長からの脱却やベーシックインカムの導入など)
「緑の党」にはくまもりが提言をしていかなければならない立場だと感じました。

とにかくすごい熱気で、「暑い」という苦情がたくさん寄せられていましたが、暖房は止めていたそうです。私も人混みと熱気でくたくたになりました(汗)

2012年1月11日水曜日

シンポジウムの報告と1月定例会の議事録です。

先日9日に行われました定例会で、昨年のシンポジウムの反省と今年の活動の目標を話し合いました。

 シンポジウムはスタッフも入れて200名の参加がありました。
今年は難しいテーマでしたが、講師の方々がすっきりとお話をまとめてくださったので好評でした。

 女性を大切にした縄文時代を説明する安田先生

 林野庁による原生林伐採の蛮行を訴える渡部さん

 炭の効能を黒板を使って説明してくださる宮下先生

 その後パネルディスカッションを行いました。

 受付や準備などで、関東支部の会員をはじめ群馬、栃木、埼玉、千葉より応援のスタッフがたくさん駆けつけてくださいました。本当にありがとうございます。



 今年の今後の活動については、
・昨年、皮むき間伐をした森を手入れする。
・奥多摩で熊の痕跡を調べるツアーを何年か前に行ったが、今年も実施する。
・群馬県支部の炭まきに参加する計画をたてる。
・国会での活動を継続する。(くまもり通信配付や、議連の勉強会など)
・第6回シンポジウムの講師や会場を4月ごろには決める。
・ゲストを呼んで大がかりでない学習会を頻繁に行う。
などを話し合いました。

 今年も皆さんの積極的なご参加をお待ちしています。

きらめ樹のテーブルとイスが我が家に来ました。

NPO法人「森の蘇り」を主宰されている大西さんにお願いして、きらめ樹でテーブルとイスを作っていただきました。
無垢の木材にしかない生き生きした手触りがすばらしく、ドアを開けるとヒノキの香りが家の中に満ちているのがとても心地いいです。
テーブルやイスの足にはカシナガノキクイムシが入った跡があります。おそらく皮むきして立ち枯れさせた後に入ったのでしょう。ムシは枯れた木や弱った木に入ることがありますが、元気な木には入りません。ムシが食べることによって分解を手伝います。合板では決して味わえない生きたあかしを見た思いです。

2月の定例会のお知らせ

日時:2月12日(日)13:00~16:00(予定)
場所:生涯学習センターばるーん 202教室
   JR新橋駅烏森口下車徒歩1分 
※右手にニュー新橋ビルを見ながら牛丼の松屋と吉野家の間を入った小学校跡の建物です。

2012年1月6日金曜日

2012年のご挨拶

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

2011年の関東支部は、初めての皮むき間伐や例年通りシンポジウムを行うなど、あげてみるとがんばったようにも思えますが、やはりなかなか動けない時期が長かったように思います。

2012年もあまりいい話は聞きませんが、関東支部としてはより積極的に活動の範囲を広げていきたいと思います。
微力でもいのちを守る活動をしていきましょう。

初めての定例会は9日(月)13:00~ 新橋(生涯学習センター)です。
8日(日)のミュージカルもぜひ見に来てください。

では今年もよろしくお願いいたします。